古代日本は日吉町(瑞浪市)から始まった……!? —社別当物語—

社別当(しゃべっとう)というところがある。岐阜県瑞浪市日吉町の小高い山の頂き近く。ここに「天津日の宮神社」なる古いお社がある。いつ頃のことか、ここは海を望む突端(津)であったそうな。そして4〜5km離れたところにある「月の宮」とは、太陽(日)と月という対の関係であったとも。
さらにこの神社のあるところに、かつては大きな大きな榎(エノキ)の木があり、この榎がある日光り輝き、その後に枯れてしまったという。枯れ木を切ったら三つの「玉」が現れ、その一つが日の宮のすぐ近くにある別当寺(神職と僧侶を兼ねる人を別当と言う)である慈照寺(玉が慈の光を放つという意か)の寺宝ともなっている……と。
以上は地元の小栗淳三さん筆になる「ふるさと宿洞(やどぼら)」からの引用である。
ちょっと桁違いのスケールの古代の物語。面白い、と思える人はそう多くはいないかもしれないが、もしあなたがそうであれば幸せである。
この社別当の本田広由喜さんに協力し、ウィークエンド百姓学校は当地の休耕農地再生に2010年5月から取り組もうとしているのだ。
古代の言い伝えの再現と、休耕地再生と、地域の復活……この三つは、もしかしたら切っても切り離せないものかもしれないという気が最近してきたのだが。
(2010.04.28)